エシカルな消費、始めやすいこと5選をご紹介します。
買い物ゼロの日を数えるほうが少ないくらい、何かを購入することは日常茶飯事です。
しかしその時こそ、エシカルな行動を起こせる大チャンス!
なぜなら
わたし達が購入する=その商品を応援する=エシカルな消費に繋がる
ということになります。
そもそもエシカル消費ってなに?
どんなアクションがおこせるの?
そんな疑問にお応えします(^^)
身近なことからエシカル消費を始めたい方はぜひ読んでみて下さい。
エシカル消費とは
まず、エシカルとは「倫理的、道徳的」という形容詞です。
地球環境やひと、社会に身を寄せた考え方を持って行動すること
を言います。
なので、エシカル消費とは
地球環境やひと、社会に身を寄せた考え方を持って消費すること
となりますね(^^)
デザインや価格も購入するときには、とても大切な要素ですが
それに加えて
・使っている原材料はどんなものなんだろう?
・地球環境に配慮されて、商品化されているものなのか?
・自分が購入することで、社会や環境にどんなことが貢献できるのだろう?
そんなことを考えながら、購入して消費することが
エシカル消費なのです。
エシカル消費 はじめやすいアクション5選
実際に私が継続しやすかった、エシカルな消費5選をご紹介します。
1 洗剤の見直し
洗剤は、汚れの性質と洗剤の性質を理解してしまえば
いろいろと購入する必要がなくなります。
購入する種類が減ることは、「これしか必要ないのよ!」という消費者側のアピールになります。
我が家で使っている洗剤は
セスキ・クエン酸・オキシクリーン(日本版)・洗濯石けん・カビキラー
の5点です。
洗剤の効果と使用箇所をご紹介します。
セスキ
アルカリ性の洗剤。垢やカビなど酸性の汚れに効果があります。
主にお風呂洗いで使用。
成分がシンプルなので、環境にも◎。また、値段も手頃です。
クエン酸
酸性の洗剤。尿汚れや水垢など、アルカリ性の汚れに効果あります。
主にトイレ掃除で使用。
こちらも成分がシンプルなので、環境にも◎。同じく、値段も手頃です。
オキシクリーン日本版
アメリカ版もありますが、成分が異なるため、日本版を推奨しています。
主に洗濯で使用。
77リットルの洗濯機に付属スプーン2杯程度入れます。
酸素の泡が発生し、その力で汚れを落とす酸素系漂白剤です。
洗濯石けん
ウタマロ石けんを使用。
石けんはアルカリ性なので、酸性の汚れに効果があります。
白い靴下の汚れや、ワイシャツの襟首汚れ、上履き洗いなど、
しつこい汚れは洗濯石けんに助けてもらいます。
カビキラー
ご存知の方も多いように塩素系漂白剤の代表。
ナチュラル系の洗剤で揃えたいところですが、お風呂のゴムパッキンのカビ防止には必需品です。
数ヶ月に1度はカビ予防のため、力を借りています。
上記の洗剤を使った掃除の詳しいやり方をブログ内でも紹介しています。
気になる方は、「エシカルな家事=エシ家事」チェックしてみて下さいね(^^)
▼エシカルな食器洗い
▼トイレ掃除はクエン酸
▼エシカルな洗濯方法
2 長く使えるキッチン用品を選ぶ
劣化しにくいものを選ぶことや、なるべく自然素材のものを選ぶようにするということは
社会的にも環境的にも、お財布にも、家族にも優しい選択です。
私が特にオススメしているのは
ステンレスフライパンを使うこと。
毎日使うものを、じっくり考えて購入することは、大きなエシカル消費へと繋がります。
下の記事では、ステンレスフライパンをオススメしている
理由を書いています。
金額もお手頃なIKEAのステンレスフライパン。ぜひチェックしてみて下さい。
3 衣服の繊維表示を確認する
私たちの着ている衣服の素材は
ポリエステルやナイロンなど、化学繊維がたくさん入っています。
これらを洗濯すると、「小さな小さなプラスチック=マイクロプラスチック」となり
海に流れ出ます。
とくにフリースなど毛羽立ちのあるものほど、多くの繊維がちぎれて流出。
化学繊維は自然には還らないので、海や海の生き物に蓄積されていく一方です。
けれど、悲しいことに化学繊維の全く入っていない衣類を探すことは、かなりの労力・・・。
また、価格帯もお高めなことも多いです。
そこで、私が実践しているのは
「繊維表示を見て、化学繊維率が低いものを選ぶ」というということ。
また、マイクロプラスチックの流出を80%以上防げる洗濯ネットもあるので
使ってみるのもオススメです。
4 文房具はパッケージをチェック
文房具って、必需品の割にエシカル消費に繋がるような商品が
なかなか出回っていないのが現状です。
こどもが小学校で使うノートを買おうと思っても
エシカル消費につながるものを、店頭購入するのは難しい。
でも・・・たまにあるんです。
「プラスチック100%リサイクルで作っていますよ」という文具や
「売上の一部を寄付に当てていますよ」というノート。
見つけたときには、嬉しくなります。
エシカル消費にパッケージチェックは欠かせません(^^)
5 地産地消を心がける
スーパーで買うときには、産地チェック!
また、近くに地元で採れた直売所があれば、ぜひ足を運んでみて下さい。
新鮮な野菜は、驚くほど日持ちが良く、やっぱり美味しいです。
特に葉物野菜の日持ちは雲泥の差ですよ(^^)
▼JAの直売所が検索できます
おわりに
いかがでしたか?
「これならできそう!」と思ったことはありましたか?
「毎日絶対!」と意気込むよりは
肩の力を抜いて、できるときに、できることをトライしてみて下さい。
まずは、商品に興味をもって向き合うことが
エシカルな消費の大きな一歩です。