棕櫚ほうきのお手入れ方法

今回は棕櫚ほうきの紹介やお手入れ方法についてお話します。

憧れの無垢床生活を始めて1年。

なんとも言えない温かみと心地よさを感じる毎日です。

そしてこの家に住み始めてから

活躍するようになったのが棕櫚しゅろほうき。

実は棕櫚ほうきと無垢床の相性は抜群なのです。

無垢床を検討しているひとや、これから棕櫚ほうきを使いたいなぁと思っている方のために

オススメの理由とお手入れ方法紹介します。

目次

そもそも棕櫚ほうきとは

棕櫚ほうきとは、画像のように昔の暮らしを思わせるほうきです。

シュロというヤシ科の植物。

その皮からできたのが棕櫚しゅろほうきです。

シュロの木を「見たことがある」なんて方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

シュロの木「庭木図鑑植木ペディア」より掲載

かつて和歌山県の和歌山県海南市、紀美野町(通称「野上谷」)はシュロの群生地でした。

シュロの樹皮は、しなやかで柔らかく、かつ強靭。

油分を含むので耐水性にも優れているのです。

現在は樹皮を剥ぐ職人がいなくなり、紀州の職人は原材料を台湾・中国より調達しているそうです。

くぅぅぅぅぅ職人不足とは(;_;)

そんな中でも職人さん方が1本1本手作りして作っているのが

山本勝之助商店 ・かねいち】です。

我が家でも1年使っているほうき。

もはや手放せない存在になっています。

こうして頑張り続けてくださっている職人さんを応援したいですよね。

棕櫚ほうき オススメの理由

上記でも申し上げたように、シュロに含まれる油分。

これが無垢床と相性抜群なのです。

ですから、日頃の掃除がプチワックスがけのようなもの。

まさに一石二鳥。

その上、床を傷付けることもなければ、化学繊維のような静電気も起こらない。

想像よりホコリや細かい塵を集めるのだなぁと驚きました。

そして何よりも静か。

子どもたちが登校したあとに

静寂の中、掃除できる気持ちよさといったらありません。

気分はお寺の僧侶です(笑)

弾力性、耐久性に優れ、何十年も性質が変わらないといわれる棕櫚ほうきは

エシカルの象徴ともいえる家庭用品です。

棕櫚ほうきのお手入れ方法

1年間なにもお手入れをしてこなかったほうき。

扱いも丁寧じゃないので、こんなひどい毛先に。

ほうきごめんね

これをリペアしていきます。

1.お湯洗い

ぬるま湯に浸けて、揉みほぐします。(水でも可)

※このとき、金属部分に水分があたらないように気をつけてください

2.たわしで汚れを落とす

力を入れすぎると、シュロが抜けてしまうので、いい塩梅で。

力強くてシュロが抜けてるwゴミも映っていてすみません・・・

3.雑巾で拭き上げる

雑巾でくるんで、押さえるように拭き上げます。

4.クセがついてしまってる場合には椿油を塗る

私は扱い方が雑なので、ほうきの先にクセがついてしまいました。

それを直してくれるのが椿油!

※結局油分を足せばいいので、オリーブオイル等でもいい気がします。

けれど、トライしたことがないので知っている方がいたら教えてください。

手のひらに椿油をほんの少しと、水分を付けて塗り込みます。

5.たわしで整えて できあがり!

油分をなじませつつ、整えます。

完成!

キレイになったほうきちゃん。またよろしくね

買ったばかりのほうきのように、見違えるほど美しくなりました。

自分で手入れしてこんなにキレイになると

愛着心も増し増しです。

まとめ【エシカルな家庭用品代表 棕櫚ほうき】

掃除したあとは、毛先についたゴミをちょちょっと取るくらい。

1年に1回湯洗いすれば、新品並の回復。

一方、劣化の一途を辿る電化製品。

便利とはなんだろうと考えさせられます。

ちなみに私は、家庭用品のメンテナンスが嫌いです。

掃除機だと、ゴミがパンパンになるまで使います。

そのくせ、吸引力の衰えにいちゃもんつけたり・・・

だから、ほうきのようにノーメンテナンスでも

変わらずゴミを回収してくれるパフォーマンスに有り難みを感じつつ

1年に1回、お礼の気持を込めて洗うほうが

私には合っているのです。

住まいに無垢床を検討している方や

エシカルな暮らしに興味のある方は、ほうき生活を始めることを是非オススメします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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このブログを運営している人

818okan.sk@gmail.comのアバター 818okan.sk@gmail.com webライター

主婦歴13年。
子育て歴13年。
読み聞かせ歴20年。
東京都在住。
エシカルな暮らしを求めるフリーランスライター。
家族で楽しめるエシカルな暮らし方を、主婦ならではの目線でご紹介。
将来の夢はゼロウェストに近い暮らし。
夫と娘3人+猫暮らし。

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