こんにちわ〜
今回のエシカルな家事=エシ家事は洗濯についてのご紹介です。
この記事を読むと、環境やヒトに配慮した洗濯の方法がわかります
いきなりですが、娘が3人います。
私は長くてもあと50年くらいでしょうが
娘たちには、その先の未来があります。
プラスチックまみれの浜辺や海で遊ぶことになったら、とても悲しい。
「少しでも良いかたちで繋ぎたくて、私に出来ることはなんだろう」と考え
エシカルな暮らし方を発信しています。
その中でも洗濯物のやり方はなかなか固定せず、迷子になって右往左往。
まだまだ子どもたちは遊び盛りなので、ズボンはおしりが真っ黒なんてこともあります。
そんな中で、最低限の洗剤に頼りつつ
やっと定着してきた方法を紹介しますね。
レッツゴ〜!!
洗濯方法
結果からお伝えすると、我が家では
日本製のオキシクリーンとマグネシウムとウタマロ石鹸を併用
5人家族なので、洗濯物は毎日2回。
1回目:オキシクリーンで下着や靴下、次女と三女のズボン類や夫のワイシャツなど。
汚れ強めのものを洗う(笑)
2回目:マグネシウムでタオル類など、汚れが気にならないものを洗う
我が家の洗濯機:10キロ ,77リットル,縦型洗濯機
オキシクリーンの場合:洗濯機に水ためる→服入れる→付属スプーン2杯をお湯で溶かし、洗濯機へいれる
マグネシウムの場合:洗濯10キロに対し、マグネシウム500グラム投入。4キロなら200グラム。
では数ある洗濯洗剤の中から、なぜ上記の種類を選んで使用しているのか
説明します(^^)
オススメの洗濯洗剤
オキシクリーン日本製
日本製と書いたのは、日本製のオキシクリーンには界面活性剤が入っていませんが
コストコで売られているような、アメリカ製のオキシクリーンには界面活性剤が入っています。
同じものでも、成分が違うので、購入するときには気をつけて下さいね。
界面活性剤と聞いて、ネガティブなイメージを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
では、そもそも界面活性剤とは・・・
・界面活性剤には種類があり、種類によって刺激にも差がある。
・実はナチュラルの代名詞のような石鹸も、油脂とアルカリを合成している界面活性剤のひとつ。
しかし、石鹸は天然油脂とアルカリから成るシンプルなもので、表記も「石鹸」とされる
・石鹸以外の合成洗剤に使用されている合成界面活性剤は、
主に石油を原料としていて複雑な構造をしている
・界面活性剤を洗濯に使うと、繊維と水がなじみやすくなり
繊維の中に水がしみこみやすくなる。 すると、その後の汚れ落としがスムーズに。
・ そのうえ水と油汚れがよくまざる効果もある。
要は、水で油の汚れ落ちしやすい状態を作ってくれるのが、界面活性剤です。
それなのに、なぜ界面活性剤が入っていないオキシクリーンを選ぶのか。
それは成分がシンプルだからです。
他にも赤ちゃんや環境にやさしいとされた洗剤は売っていますが。
案外いろいろな成分が入っているのです。
いろいろ迷ったときはシンプルに還るのが1番。
シンプルと言えば、粉石けんを使っていた時期もありました。
水の性質や温度の影響をもろに受けやすい粉石けんはうまく使いこなせず、全く洗浄効果が発揮されませんでした。
衣類に残る石けんの手触りや洗剤量を大量に使うことが気になる上
石鹸カスは微生物たちの大好物なため、洗濯槽のカビがすごい勢いで増殖・・・。
微生物が分解してくれると、菌も増えるのだなぁと身を持って体験しました(笑)
対して、オキシクリーンは水に溶けやすく、洗濯後も洗剤残りは感じられません。
本来の効果を発揮するにはお湯で使わなければいけないのですが
洗濯機は水しか出ないので
お湯にオキシクリーンを溶かしてから投入しています。(時間がないときには、そのまま水に入れています(^_^;))
それでも、粉石鹸と比べると消臭も汚れ落ちも良いです。(個人的な感想ですが・・・)
それぞれの洗剤の特徴
種類・液性 | メリット | デメリット | |
---|---|---|---|
オキシクリーン日本製 | ・合成洗剤 ・弱アルカリ性 | ・成分がシンプル ・分解されると水と酸素になる ・水で使っても、粉石鹸より汚れや匂いが落ちた効果を若干感じる | ・水洗いだけではあまり汚れ落ちはしない ・お湯に洗剤を溶かして投入する手間がある |
その他の合成洗濯洗剤 | ・合成洗剤 ・中性〜弱アルカリ性 | ・水でも汚れがよく落ちる | ・化学合成物質が多数入っている ・残ったときに分解されにくい |
粉石鹸 | ・石鹸 ・アルカリ性 | ・成分が自然由来のものもある ・残っても分解されやすい | ・粉の量を都度調節しないと洗浄力を全く発揮しない ・量をたくさん使う |
よく見る洗剤の表記成分を比較
マグネシウムで洗濯
もうひとつ使用しているのは、マグネシウムの粒を入れて洗うというやり方。
【マグちゃん】という商品もありますが、
マグネシウムを買ったほうがオトクなので、購入しました。
これを小さな洗濯ネットに入れて、洗濯機に入れれば完了です。
ちなみにマグちゃんはこちら▼
なぜマグネシウムを入れるのか
そもそもなぜマグネシウムを入れるのか。
マグネシウムはアルカリ性なので、水に入れておくと水道水がアルカリ性に傾きます。
油汚れや、皮脂汚れ、手垢はすべて酸性の汚れなので
中和作用がおこり、その反応によって汚れが落ちるという説明があるのです。
が!
正直汚れは全然落ちない!!(笑)←あくまで個人的な意見です!
なので、バスタオルなど汚れが気にならない洗濯物のときに使っています。
洗浄の効果にはあまり信頼性がありませんが
晴れている日に使うには、臭いも気にならず使えます。
マグネシウムは300回ほど使い続けられるうえ、最後は土に還すことができるのも魅力的なポイントです。
水も汚さず、洗剤を少なく出来るマグネシウム洗濯。
気になっている方はトライしてみて下さいね(^^)
マグネシウム洗濯のやり方
洗濯マグちゃんの洗い方を参考に、アレンジした洗い方です。
1.水をためて、ネットに入れたマグネシウムを洗濯機にIN!
洗濯物量4キロで200グラム投入のイメージです
洗濯物の量によって調節して下さい
2.洗濯物をいれたら、30分放置
※動物性繊維(ウール、カシミヤ、シルク等)はNG
※色落ちの心配がある場合は、別で洗うのをオススメします
3.その後、すすぎ1回で、いつもどおり洗濯
4.洗濯後はマグちゃんも一緒に干す
ウタマロせっけん
聞いたことがある方も、多いのではないでしょうか。
緑色をした固形石鹸です。
これは本当によく汚れを落としてくれます。
上履き洗いや、夫のワイシャツの汚れ落としには欠かせません。
石鹸なので、洗剤残りも気にならない、肌に優しい洗剤です。
もみ洗いの心強い相方。
終わりに
いろいろな種類が出回っている洗剤。
迷いに迷って、やっと定着した方法ですが
きっとまた変わっていくと思います(笑)
それくらい、地球に考慮することと、洗濯って、相反してて難しいというのが
正直な思いです。
きっと、となりのトトロのように「足踏みして洗って干す!」ことが、サステナブルなのでしょうが
厳しい・・・(^_^;)
サステナブルらしき洗濯方法はいろいろあるけれど
地球に優しい洗濯って「洗濯物の量を減らすことだなぁ」と改めて思いました。
見直さなければ!!!
諦めずに、アップデートし続けようと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。