今回は「そもそもエシカルってなに???」という話です。
他にもサステナブルやSDGs
こんな単語を1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
聞いたことはあるけど
意味はよくわからない
そんな方のために
3つの言葉の意味をカンタンに説明します。
環境保全への意識が高まる昨今。
さらに浸透していくことを願って。
レッツゴ〜!
この記事を読むと「エシカル」「サステナブル」「SDGs」の言葉の違いがわかります。
エシカルとは
【Ethical(エシカル)】倫理的。道徳的。という形容詞です。
倫理的・道徳的と聞いても、イマイチピンとこないですよね。
ちなみに家にあった小学館の国語辞典では下記のように記載されています。
【倫理】人間の行うべき正しい道。道徳。
【道徳】人として守らなければならない行い。
この2が並ぶと、とても窮屈なイメージになりますが
要は地球環境やひと、社会に身を寄せた考え方を持って行動することを指します。
例えば公園で食べたお菓子のゴミ。
1.ゴミをそのまま公園に置いて帰ってくるのか。
2.帰り道のコンビニのゴミ箱で捨てるのか。
3.家に持って帰って分別して捨てるのか。
4.そもそもゴミが出ないようにお菓子を準備するのか。
「ゴミを捨てる」という行為ひとつとっても
さまざまな選択肢があるうえ、時と場合によっても変わると思います。
日々の中で「今の選択肢としてベストはなんだろう?」と考えて行動すること
そのものがエシカルなわけです。
エシカル消費やエシカル商品と使われることも多くなりました。
エシカル消費=地球環境や社会、ひとのことを配慮しつつ消費する行為
エシカル商品=地球環境や社会、ひとに与える影響を考えて作られた商品
ということになります。
サステナブルとは
【Sastainable(サスティナブル)】支持できる。継続できる。耐えうる。という形容詞です。
文章の中では「持続可能な」という意味で用いられることも多いです。
例えば、「サステナブルファッション=持続可能なファッション」となります。
永遠に続く魔法の地球物資はこの世に存在しません。
意識して行動しなければ、枯渇していく一方。
いかに持続可能にしていけるかは私たちの努力次第です。
(と書きつつ、鼻をかむのにクセのようにティッシュを使ってしまい後悔。布で充分だった。次に備えて、少しの間隣に置いておくことにしました。)
環境省のHPにも
現在以上の温暖化対策をとらなかった場合、最高気温が30℃以上となる真夏日の日数は更に増加することが予測されています。東京の現在の真夏日は年間約46日。21世紀末には、年間約103日、1年の3割近くが真夏日となります。
と掲載されています。
1年の3分の1が真夏日って・・・もはや異常気象以外何ものでもありません。
21世紀末。私はあの世でしょうが
自分の子どもや、まだ見ぬ孫、姪っ子や甥っ子、そのまた子どもたちが生きています。
大切な人たちが、暑さや飢えに苦しむ未来を想像するだけで悲しくなります。
今からできるサステナブルなアクションを
積極的に起こす必要があるほど
地球環境はひっ迫しています。
▼環境省のHP 気候変動による影響を分かりやすく説明してくれています
SDGsとは
SDGs。この言葉を耳にする機会が、1番多いのではないでしょうか。
Sustainable Development Goals(サスティナブル ディベロップメント ゴールズ)の略がSDGs
【Development(ディベロップメント)】発達、発展、進行、進展、進歩。
なので直訳すると持続可能な発達・発展の目標となります。
2015年に国連総会で採択され
2030年までに世界が達成する目標です。
17の目標を掲げ
その目標に対する狙いが具体的に169設定されています。
「だれひとり取り残さない。地球のみんなで頑張ろう!」と定められました。
▼SDGsについて。子どもでもわかりやすく書いてあります。
まとめ
「エシカル」「サステナブル」「SDGs」の意味をまとめます。
【エシカル】地球環境やひと、社会に身を寄せた考え方やそれに基づいた行動
【サステナブル】持続可能なという意味
【SDGs】2030年までに世界が達成すべき目標
参考になれば幸いです。
さぁ今から夕飯作りです。
どんなサステナブルなアクションが起こせるか、楽しみながら作ろうと思います。
(ちなみに鼻をかんだティッシュはその後出番無しでした。次こそは布を使うぞ。)
最後まで読んでいただきありがとうございました。