フライパンはIKEAのステンレスフライパン。コーティングされたフライパンは使わないほうがいい理由。

今回はIKEAのステンレスフライパンとテフロン加工についての話です。

この記事を読むとこんなことがわかります。

・IKEAステンレススチールのフライパンの特徴

くっつかないようにコーティングされているテフロン加工のフライパンの特徴

 ▷なぜテフロンのコーティングが体に悪いと言われるのか

「表面の加工がハゲて1年おきに買い換えるのはのは嫌なんだけど、

ステンレスのフライパンには、なかなか踏み込めない・・・」

こんな風に悩んでいる方はいませんか?私もそうでした。

けれどステンレスのフライパンは、案外誰で使いこなすことができます。

慣れてしまえば、丈夫で長く使えるうえ、手入れも簡単な最強フライパンです。

私が使っている、IKEAのステンレスフライパンの使い心地をご紹介します。

ステンレスのフライパンが気になっている方は是非読んでみて下さいね(^^)

目次

ステンレスフライパンの特徴

1年前からIKEAのステンレススチールのフライパン(SENSUELL )を使っています。

店頭価格は

・24センチのフライパンで4999円。

・28センチのフライパンで5999円。

(2023.5.2現在)※フタは別売り

夫の希望で買い替えましたが

初めて持ったときの正直な感想は「重い!!!」(笑)

でも、案外慣れてしまうもので、今では餃子の返しもお手の物です。

IKEAの取説に記載されている使用上の注意は以下のとおりになります。

・食器洗浄機でも洗えるが、洗ったあとは水を拭き取ること

・塩の跡が付かないように、沸騰してから塩を入れること

・スチールたわし等表面を傷つけるもので洗わないこと

・空炊きしすぎると底が歪むことがある

ちなみに、私は洗剤を使わず金たわしでガシガシ洗っていますが、使用感に変化はありません。

夫がフライパンに料理を乗せたまま、包丁で切ったあとは

さすがに傷ついていました(泣)

メリット・デメリット

メリット
デメリット
  • 長く使えるバツグンの耐久性
  • コーティングが剥げる心配なし
  • 洗剤なしで洗える
  • シンプルなデザインが◎
  • パリッと焼くことが得意
  • 重い
  • 油が必要

「コーティングが剥げてきて使いにくいなぁ・・・でももう少し粘って使おう」

そんなストレスと無縁になる心地よさを多くの方に味わってもらいたいです(^^)

使用しているIKEAのステンレスフライパン フタは別売りです

テフロン加工のフライパンの特徴

表面がコーティングされていて、食材がくっつきにくいフライパン。

テフロンフライパンと呼ばれたりしますね(^^)

そんなフライパンたちの取説を見ると、

・空焚きは加工を剥がしてしまうので絶対にNG

・中火以下で使う

・急に冷やさない

・傷つけないように使う

とされています。

中火以下で使うとは・・・フライパン的に現実的ではない気がします。

テフロンフライパンと呼ばれるフライパンは、

食材をくっつきにくくするために、フッ素樹脂という化合物をコーティングしてあります。

そのコーティングを剥がさないように、丁寧に使わなければならないのです。

ちなみにフッ素樹脂は高耐熱のプラスチック被膜です。

このプラスチック皮膜が「剥がれて体に入ると良くない!」とか

「高温で使うと小鳥が致死レベルの有毒ガスを発生させる!」などを理由に

使用を勧めていない方の書き込みをちらほら目にします。

しかし一方でフライパンのコーティングを手掛けている会社は

フッ素樹脂加工の安全性を掲載しています。

ふっ素樹脂加工に使用されているふっ素樹脂は、食品衛生法に適合しており人体に影響のない事が確認されています。万一フライパンからはがれたふっ素樹脂を飲み込んでしまっても、体には吸収されずに排出されますのでご安心下さい。

参考 – 一般社団法人軽金属製品協会『アルミ調理器具ガイド』

軽くて、食材もくっつきにくく便利なフライパンですが

フッ素樹脂加工が安全なのか安全じゃないのか・・・困惑してしまいますね。

テフロン加工の安全性を伝える理由 自宅のフライパンPFOA・PFOS使われていませんか?

もともと、テフロンフライパンを作ったのはアメリカのデュポンという会社です。

このデュポン社、そして同業のケマーズ社は

2017年、デュポンの工場から河川に流出した化学物質により

健康被害を受けたとする3550件の訴訟で、

合計6億7070万ドル(約765億円)の支払いで和解したという

環境汚染問題を起こしているのです。

割と最近の話じゃないの

そう、割と最近の話です。

その原因として化学物質ペルフルオロオクタン酸(PFOA)が混じった飲料水があげられており、

デュポンは既にPFOAの使用を中止しています。

この実話を元に2021年に映画も公開されています。

そして残念ながら、日本でも様々な製品に使ってきたそれらの化学物質が

日本の川でも残留してしまっているようです。

世界的に廃止の流れを受けて

2021年10月から日本でもフライパンのPFOAの使用が禁止となっています。

これまた最近の話ね

そんなテフロン社の過去の健康被害のもとになった有機フッ素化合物(PFOSやPFOA)と

フライパンを加工しているフッ素樹脂加工(PTFE)をごちゃまぜにされていることから

加工会社が、テフロン加工されたフライパンの安全性を伝えているわけです。

まとめると

現在フライパンのコーティングに使われている

フッ素樹脂加工(PTFE)は、人体に影響を及ばさないとされている

少し前まで使用していた

有機フッ素化合物(PTOS・PFOA)でコーティングされたフライパンは人体に有毒の影響がある

ただ、モヤッとするのは2021年から

危険とされた有機フッ素化合物(PFOA)使用のフライパンが

流通、製造はされなくなったとしても

それより以前に作られて、ずっと使っている鍋やフライパンは大丈夫なのか??

ということです。

健康被害が出ている以上、

自宅のフライパンくらいは安全なものを

使いたいですよね。

やはり自然素材なものが

安心安全であることに間違いはないようです。

まとめ:やっぱり自然素材のものが安心で使いやすい

いかがでしたか。

なんやら聞き慣れない言葉もたくさん出てきましたね。

改めてまとめると・・・

IKEAステンレススチールのフライパンの特徴

・コーティングが剥がれる心配がなく安全

・充分に加熱してから使えばくっつかない

・シンプルなデザインが◎

・耐久性に優れ、家計にも環境にも優しい

・重いので、炒め物でフライパンを振るのは厳しい

テフロン加工のフライパンの特徴

よくテフロンフライパンと呼ばれるもの

・空焚きはフッ素樹脂の加工を剥がしてしまうので絶対にNG

・中火以下で使う

・急に冷やさない

・傷つけないように使う

・表面のコーテイング、フッ素樹脂加工(PTFE)は吸収されずに排出される

・PFOAが使用されているフライパンは危険

・PFOA使用商品による健康被害の症例があり、2017年には米国で765億円の和解金を支払った事例がある。

・原因となった有機フッ素化合物(PFOA)をフライパンで使うことは日本でも2021年までに製造や輸入が禁止されるようになった

ステンレスフライパンが安全でコスパが良いということは間違いないです。

テフロン加工されたフライパンのコーティング材は必ず劣化していきます。

せっかく家族のためにご飯を作ったのに、

プラスチックのコーティング材が付着しているのは残念ですよね。

家庭で欠かせない料理。

安心安全に使えるフライパン選びをオススメします。

家族のためにも、地球のためにも良い選択をできたらいいですよね。

今日も素敵な1日を(^^)

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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このブログを運営している人

818okan.sk@gmail.comのアバター 818okan.sk@gmail.com webライター

主婦歴13年。
子育て歴13年。
読み聞かせ歴20年。
東京都在住。
エシカルな暮らしを求めるフリーランスライター。
家族で楽しめるエシカルな暮らし方を、主婦ならではの目線でご紹介。
将来の夢はゼロウェストに近い暮らし。
夫と娘3人+猫暮らし。

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